2016年制作。
デジタル上でペーパークラフトのように画面を作るとどうなるか、気になって実験的に作りました。
絵を描くというより図面を引いている感じ。
普段とは違う手順で、とても楽しく制作しました。
神社好きなので、神社を描いていきます！
建物の様式や狛犬の顔もそれぞれ地域によって違うので、見ていると面白いんですよね。
ちょこっとメイキング
素材作り
神社の資料を参考に立面図・側面図など作図していきます。
写真資料は複数集めて、つぎはぎに参考にしながら描いていくことが多いです。
いいとこ取り！みたいな。
作図にはコピー用紙とミリペンを使用しています。
ペン入れでは直線もフリーハンドで描いて、手描き感を出しました。
失敗しても後の作業で修正できるのでのびのび描いてます。
描いたものをスキャンしてPCに取り込みます。
鉛筆の下描き線など、余分なものを消したりして修正。
▼材料ができました。
組み立て
箱を組み立てるイメージで壁素材を変形させていきます。
ざっくり一点透視図法。
一点透視図法とは遠近法の一種で消失点を1つ持つ構図。 要するに、奥のものは小さく！
屋根の形も立体的に整えていき、着彩。
イチョウの木を植えて、苔を生やして、影を描き加えて…
いろいろして〜〜
完成！！
四方を建物に囲まれているので「壺庭神社」と名付けました。
カラーバリエーション
せっかくなので、色差分を制作。
狐耳の巫女さんも付け加えました。
紅葉
キラキラ金色に輝かせました。
夜
灯籠を光らせて神秘的な雰囲気に。
うとうとgifアニメーション。
以上、お気に入りの壺庭神社でした！
素材作りに時間をかけてから、一気に組み立てをガーっと進めていくのが面白い。
またやりたいです。
この神社の雰囲気も狐巫女も気に入っているので、これを元に何かお話考えたいなと思っています。
いつになるやら…
へへ…
